2011年はり師・きゅう師国家資格取得。2013年神奈川二宮町ではり灸養生院いのうえを開業。2024年プレシャスミー銀座鍼灸サロンオープン。
慶應義塾大学法学部卒業後、銀行に就職。その後エール大学大学院国際関係プログラムで学び、国連ニューヨークでインターンを経験。帰国後は証券会社やアメリカの事業会社でアナリストとして実務経験を積んでいたのですが、妊娠、出産を機に大きな決断をします。
文字通りセブンイレブン(7時から23時まで)で働いていた私は、仕事にやりがいを感じながらも心身ともにバランスを崩していたようです。妊娠6か月から切迫早産で入院中、長女を8か月で早産します。そして出産後体調を崩す中で出会ったのが東洋医学でした。育児休暇中でしたが思い切って退職し、鍼灸の専門学校に入学。東日本大震災の年に国家試験に合格し、今に至ります。
一方で、ハードなスポーツに打ち込む長女と繊細で気難しい長男の子育てに追われ、仕事との綱渡り的な毎日、パートナーとの問題など苦しい時期が続きました。長女出産後から重度の副鼻腔炎を患い嗅覚を消失、慢性疲労を抱えながら、47歳の時には子宮頸癌一歩手前の診断が下り、子宮頸管円錐切除手術を受けるなど体調もボロボロでした💦
精神的にも肉体的にも辛いところからなんとか抜け出したいと、答え探しを続けました。ヨガや栄養療法に出会い、こころとからだの関係に対するスピリチュアル、科学両面での知見を深めていきました。
2024年に入り、長女がカナダに留学、長男は2年半の不登校を経て中学入学と、子育てに一つの区切りを迎えました。17年ぶりに嗅覚を取り戻し、体力気力も回復しました。今は、自分や家族に安心を感じながら毎日自分のやりたいことが出来る幸せを噛み締めています。
突然ですが、男性も女性も元気で綺麗な人に、人も仕事もやって来る、と思いませんか?
そんな考えで、開業以来、ご縁をいただいたお一人お一人の方に、内側からの美と健康を通して、何歳になってもやりたいことを思い切り出来る体とメンタル作りをサポートさせていただいています。痛みや凝りだけでなく自律神経やホルモンの問題など様々なお悩みを抱えた方が来院されますが、一時的に良くなってもまたぶり返してしまう背景には、誤った生活習慣やストレスがあります。このため、本格的に体質改善を希望される方には、分子栄養学やファスティング、サプリメント、ダイエット、ストレスへの対処法などを組み合わせたヘルスコーチングを提供しています。銀座サロンのオープンを機に導入した美容鍼メニューもシワやたるみなどお顔の悩みに対して比較的お体への負担が少なく体感しやすいため、ご好評いただいています。
人生100年時代と言われるように、これからは、健康寿命の延長(現状維持)ではなく、アンチエイジング(抗加齢)でもなく、リバースエイジング(若返り)です。専門のクリニックも増えていますが、実はそれほどお金をかける必要はなく、ご自身でできることの毎日の積み重ねがとても大事になってきます。巷に美容や健康の情報が溢れる中、本当に重要なのは、「私に合った」ものを「習慣化する」ことです。
これからも本物の美しさと健康を通じて、誰もが生まれ持った可能性を100%発揮できる社会作りに貢献していく所存です。